正しいセルフケアとは?・3つでOK‼お手軽セルフケア

せっかく時間を取って運動するなら、少しでも効率良く行いたいですね。今回はそのために注意して欲しいポイントを紹介します。

目次

「意識して行う」は意味がない!

これは「普段の姿勢」や歩く、走るといった運動をしているときの話です。

「歩くときに背筋を伸ばすように頑張ってます」とか「動くときに下腹部を意識して頑張っています」とおっしゃる方が多いのですが、残念ながらこの方法はあまり意味がありません。

理由と効率的な方法を解説していきます。

考えながらは動けない!

「マルチタスク」と言ったりもしますが、たくさんの事を一度に正確に行うには、長期間の反復練習をして熟練度を上げなければいけません。すぐ出来るようになる方もいれば、時間がかかってしまう方もいますが、これには人間の脳の構造が関わっています。

この図では体の各部分の大きさを、大脳皮質運動野の相当領域の面積に対応するように描かれています。ちょっと不気味なこのイラストは、カナダの脳外科医「ベンフィールド」という方が、大脳の運動を司る部位の大きさを、実際に人の形に当てはめたものです(感覚もほぼ同じです)。
もともと、人間の身体で考えて使う場所というのは、「手」と「口周り」くらいということですね。

【ベンフィールドマップ】

残念ながら「動くときに意識して腰周りの筋肉を動かす」というのは難しいですね。

準備運動と整理運動が大切!

動きながら意識することが難しければ、その前後で頑張るほかありません。

俗にいう「インナーマッスル」がシッカリ動けはそれが理想ですが、ほとんどの方はそれが出来なくて困っています。意識して運動しようとしても、残念ながら他の筋肉でごまかしてしまう場合がほとんどです。

  • 準備運動(軽いストレッチ)
  • 大きくゆっくり動く
  • 徐々にペースや負荷を上げていく
  • 整理体操(柔軟体操をしっかり)
  • 準備運動(軽いストレッチ)
  • 大きくゆっくり動く
  • 徐々にペースや負荷を上げていく
  • 整理体操(柔軟体操をしっかり)

という流れを意識して行ってください。
これは運動前後だけではなく、「起床→生活→就寝」という流れでも同じです。

寝起きは身体が固まっています。
少しでいいのでストレッチなどをしてから起きましょう。

寝る前は一日の疲れや歪みが溜まっています。
次の日に残さないように柔軟体操をして体の歪みを取ってから就寝しましょう。

これだけでも寝つきが良くなって、気持ちよく目覚めることができるようになります。

という流れを意識して行ってください。
これは運動前後だけではなく、「起床→生活→就寝」という流れでも同じです。
寝起きは身体が固まっていますので、少しでいいのでストレッチなどで動かして起きましょう。
寝る前は一日の疲れや歪みが溜まっています。
次の日に残さないように柔軟体操をして体の歪みを取って就寝しましょう。
これだけでも寝つきが良くなって、気持ちよく目覚めることができるようになります。

3つでOK‼お手軽セルフケア

こんな経験ありませんか?

  • まとまった時間が取れなくて気が付いたらやらなくなってしまった!
  • 量が多くて覚えきれない!
  • 正しいやり方が分からなくなってしまった!
  • 効果がなかなか実感できない

セルフケアが習慣化しない方のお話を聞くと、このような悩みをお持ちの方が多いですね。
どうしても新しいことを始めるには、それが自分の健康のためと分かっていてもなかなか難しいものです。

習慣化するための3つのコツ

①先ずは簡単な体操から!

凄く効果のある体操でも、シッカリと出来るようになるのに時間がかかったしまうと自然とやらなくなってしまうものです。先ずは手軽に始められる簡単な体操から行うのがお勧めです。

②何かをしながら!

「お風呂に入る」「歯を磨く」のよう体操を習慣化して時間を確保するというのはとても大変です。
先ずは「〇〇をしながら~~」といった感じに、普段行っていることと一緒に出来るようなものから始めるのがお勧めです。

③最初は道具にやってもらう!

正しい体操を全部を自分で行うのはとても大変です。「最初は道具にやってもらう」のが便利です。

★お勧め★道具を使った3つの体操

①ストレッチポール

「株式会社 LPN」から販売されている「ストレッチポール」

今は色々なメーカーが類似商品を販売しています。細かい注意点はいくつかありますが、この上に横になってユラユラとリラックスして、手足を動かすだけでOKです。
普段の生活では丸まっていることが多いので、背筋を伸ばしてバランスを取りながら運動するというのはとても大切です。

これを使った運動はYouTubeに数え切れないくらいありますが、先ずは公式ページにある「効果的な使い方」を参考にしてください。

②バランスクッション

同じような効果のもので「バランスボール」がありますが、あれば大きすぎて家庭で使うにはちょっと不便です。使い方は、この上に「座る」もしくは「立つ」だけでOK!余裕があれば動くことでより効果を高めることができます。一番の利点は座っているときにクッション代わりに使えば、それだけで体幹の運動になるということですね。

・読書やTVを見ながら座って休んでいるとき
・デスクワークで座っているとき

他のことをしながらでもできるのが最大のメリットですね。

③足指パッド

安いものだと100円ショップでも販売しています。
もともとは女性が足の指のマニキュアを塗るときに使っていたものみたいなのですが、足の疲れがとれて、外反母趾の予防にもなるということで、健康グッズとして商品化されました。

私のお勧めはジェルタイプのものですね。
付けた状態で足の指の運動(グー・パー)をするだけでOK!冬場で辛いときはお風呂の中でも大丈夫です。
注意点は、力み過ぎると足の裏が攣ってしまうので、初めはゆっくりと弱い力で優しくやってください。
商品にもよりますが、つけたまま歩き回るのはあまりお勧めしていません。

寝る前に行えば、足の血行が良くなって、倦怠感や冷え性に効果があります。
散歩などの運動前に行えは指先までしっかりと力が入るようになるので、歩き方がきれいになります。

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